2005年に改正薬事法が施行され、医薬品製造は全面的なアウトソーシングが可能になりました。
創薬研究に特化したバイオベンチャーや大学のラボラトリー発の新薬、医薬品製造受託機関(CMO)の躍進など、業界の環境は大きな転換期を迎えているのです。
基礎研究から製造販売後調査(PMS)までの全ての工程を製薬会社が行っていた従来の垂直統合型のビジネスモデルの変化は、その中で働いている研究職にも変化をもたらしています。
薬剤師が研究職に転職するチャンスとなるのか、業界の状況も含めてお話ししていきます。
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研究職へ転職したい薬剤師の相談内容
薬剤師にとって研究職はあこがれの職業の一つですが、そこに向かって一歩踏み出すのは、非常に勇気が必要な行為です。
研究職になるために必要な条件もあいまいでよくわかっていないという状況もあり、必要以上に悩んでしまっている可能性もあります。
ここで、同じように悩んでいる薬剤師の相談を見ていきましょう。
薬剤師の相談内容1
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典教授のニュースを見て心にしまっていた研究をしたい熱がふつふつと蘇ってきました。
しかし、どんな企業だとしても研究職はかなりの狭き門で、修士修了が絶対条件とも聞きます。
どんな小さな研究所でも構わないので、研究者として転職することは可能なのでしょうか?
薬剤師の相談内容2
私が働いている薬局では、地域の小規模グループ薬局で薬剤師は40名強、在宅医療や老健施設への活動も積極的です。
しかし、薬の知識があっても患者の治療に携われているか、しっかりと向き合っているかと問われると正直胸をはって肯定できません。
病院で働く薬剤師や研究職と比べると明らかに臨床力や専門力が劣っているなと感じます。
このような思いと今後のキャリアも考えて創薬とは言わないまでもCMC研究への転職を考えています。
薬剤師が研究職を目指す理由は様々ですが、研究職に転職することは本当に可能なのかどうか悩んでいる状況が浮き彫りになりました。
なんとなく噂で聞いている状態で想像しているために、漠然とした不安感を持ってしまっているのです。
実際に研究職を目指していくのなら、まずは情報収集から業界の状況などを調べ上げ、自分の能力でも採用してもらえるのか、可能性がある企業は存在するのか、徹底的に下調べをしていきましょう。
研究職になるには旧帝大の博士前期課程(修士課程)修了が絶対条件?
研究職を目指すのなら博士前期課程(修士課程)修了が必要だと聞いたことはありませんか?
6年制薬学部を卒業しているのなら、修士課程を修了したものとみなされますが、それで条件は満たしているのでしょうか?
実は、研究職の応募に、修士課程を最低条件としているものは実際には少ないのです。
多くの募集要項では、「修士課程の修了・4年制大学の卒業・6年制大学の卒業」となっており、大学を卒業しているのなら応募することに問題はありません。
ただし、応募できるからと言って採用までたどり着けるかといえば、決してそうではないことは肝に銘じておきましょう。
研究職の場合、募集人員が5名に対して応募者が700名以上となることもあるため、その倍率は100倍を超えます。
メガファーマの研究職では、旧帝大の大学院生でもごろごろ試験に落ちてしまうほど競争率が高いのです。
結果として高い倍率をクリアできるのは、旧帝大の博士前期課程(修士課程)を修了できる程度の能力を持っている人となるわけです。
だからこそ、研究職を目指している人は、在学中から努力することを惜しみません。
研究職への就職者を多く輩出している研究室に入ろうと、就職活動以前から壮絶な競争が始まっています。
さらに、大手企業の研究職採用ページでは、働く研究職のインタビュー記事を見ることができるのですが、そこで紹介されている研究者は皆、在学中にも応用生命化学やバイオサイエンスなどを専攻分野として研究し、その中で自分の強みと経験を蓄積させてきた方がほとんどなのです。
研究職として採用されている方は、薬理学や分子生物学、有機化学、サイエンステクノロジーなどを専攻した方が大半を占めています。
こういった状況は大手に限ったものではなく、中小企業でも状況は同様なのです。
薬剤師からの転職では、こういったバックグラウンドが全く異なるため、研究職への転職はかなり厳しいのが現実です。
大手企業|研究職の募集要項
武田薬品工業 研究職の募集要項
選考:薬学系、化学系 工学系、農学系
要件:2018年3月に博士前期課程(修士課程)を修了、もしくは6年制大学・4年制大学を卒業される方と、卒業後3年以内の既卒の方(2015年3月以降に博士前期課程を修了、もしくは6年制大学・4年制大学を卒業された方)が対象になります。
採用ページ
第一三共 研究職の募集要項
2018年3月に大学/大学院を卒業・修了する見込みの方と、卒業後3年以内の既卒の方(2015年3月以降に大学/大学院を卒業・修了された方)が対象となります。卒業・修了される学位により、応募可能な職種は異なります。
採用ページ
大手企業でも6年制学士の応募は可能となりますが、今まで見てきた通り、現実的には採用される可能性はゼロに近いのです。
既卒の応募となればさらに条件は絞られ、卒業後3年以内でなければ、応募の資格さえ与えられません。
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CMC研究職なら薬剤師からの転職は決して不可能ではない!
製薬会社や大手企業の研究職に転職することは、現実的に厳しい状況だということが分かりました。
そこで、転職できる可能性がある研究職が他にはないのか、見方を変えて考えていきましょう。
研究職といえば創薬に関わることというイメージが定着していますが、実はそれ以外の研究も行われているのはご存知でしょうか?
創薬研究職に就くには、薬剤師からの転職は正直厳しいのが現実ですが、製剤や品質評価などを行っているCMC研究職なら可能性はあります。
CMCとは、化学(Chemistry)のC・製造( Manufacturing)のM・品質管理(Control)のCを合わせた言葉であり、CMC研究の基本は既に販売された医薬品の品質に関しての研究となります。
剤型やDDSシステムの構築、安定性の検証による期限の設定、原薬の規格や新たな試験方法の開発などを主な研究対象としているのです。
CMC研究職では未経験からの転職でも可能な場合があり、創薬研究職ほどの倍率にはなりません。
病院や調剤薬局からの転職も可能であるため、転職で研究職を狙っていくのならCMC研究職は優先して考慮していきましょう。
ただし、難易度は当然高いものですので、決して簡単に転職できると話しているわけではありません。
CMC研究職への転職なら薬剤師免許は有利?!
国立大学出身者では、大学院へ進み修士課程を修了しているものの薬剤師免許を持っている人は少ないのです。
国立大学出身者は研究職や官僚などでの勤務を目指す人が多く、その場合には薬剤師免許が必須となることはあまりありません。
調剤薬局や病院などの臨床の現場で働くことを想定していない場合、薬剤師免許をあえて取得していないことも多いのです。
薬剤師免許の意味があまりないのは、新卒での研究職への応募の場合であり、転職で研究職への応募をする場合には、薬剤師免許は強い味方となります。
薬剤師免許を取得しているということは、一定以上の知識を持っているという証明の代わりとなり、一部の研究職求人では薬剤師免許を必須としているものもあるんです。
研究職の主な仕事内容
研究職が具体的にどんな仕事をしているか、ここで確認していきます。
まず、製薬会社で研究職といえば、「基礎研究」と「非臨床開発」の部分が業務の中心となります。
基礎研究で新薬と元となる物質を探し(創薬研究)、非臨床試験で有効性を確認する。
そして、選別を行い安全性、薬物動態の確認になります(CMC研究)。
この二つの研究職では、実際の作業は全く異なっているため、それぞれについて解説していきます。
新薬の候補を見つけ出す創薬研究
創薬研究の業務を一言で言い表せば、病気のメカニズムを解明し、新薬の候補を見つけ出すことといえるでしょう。
まずは標的とする疾患の見極めからスタートし、その疾患についてメカニズムの解析をします。
その結果、原因となる物質を見つけ出し、本当にその物質が疾病の原因となるのかを入念に検査します。
その検査においても治療手段として有効であると判明したのち、その物質に有効な作用を持つ新成分の探求に入るのです。
この新成分の探求では、様々な分野からアプローチを仕掛けていきます。
たとえば、既に存在している化合物からより有効な化合物を創生する試みや、微生物も含めた多種多様な生物の持つ生体物質から有効な成分を探索する試みなど、専攻する分野によってアプローチの方法を変え、創薬に向けて研究を続けていきます。
仕事の幅が広いCMC研究とは?
CMC研究職では、原薬の製造法開発・製剤開発・品質評価についての幅広い領域を総合的に研究していきます。
CMCと言ってもその研究内容は広く、担当できる業務は企業によって大きく異なります。
たとえば、工場に置かれて製造に近い研究を実施するケースや、研究所内に置かれ創薬研究に近い研究をするケースがあります。
創薬研究の結果で有効性が確認された原薬の安定した合成生産するための研究や、もっとも効果的に作用させるための製剤技術の開発、治験薬の安定供給、さらには製造承認の申請などを事務作業も含めて行っています。
バイオ研究
バイオ研究職では、バイオ医薬品の原薬製造を担当しています。
たんぱく質などを利用した複雑な医薬品は生物の体を利用して生産されており、細菌や生物の体内に遺伝子を組み込むことで、標的分子を産生させていく手法も取られており、バイオ研究職では、それらの方法に特化した研究を行っています。
製剤研究
創薬研究の結果誕生した新たな化合物を、医薬品という形に昇華する研究を行っています。
創薬によって有効性が確認された化学物質も、そのままの形では体内に吸収されなかったり、有効性が出るまでに分解されてしまったりすることがあります。
その化合物を医薬品として安定した形に仕上げるのが製剤研究の仕事なのです。
品質評価
様々な分析試験を実施して、医薬品の品質が保持されていることを証明し、自社医薬品の安定供給をおこなうための研究を行っています。
GMPに準拠した製造工程を実施しているかなどの対応をすることもあり、創薬からは離れた作業を実施する場面が多くなります。
研究職が働く主な職場とは?
改正薬事法が施行されたことにより、研究職の働く現場は広がりを見せています。
過去には製薬会社や化粧品会社、大学などの研究機関での就業のみでしたが、現在では多くのジェネリックメーカーや研究委託企業が研究職を求めています。
主な企業種
- 製薬会社
- バイオベンチャー
- CMO
- 化粧品会社
- 食品会社
- 化学系会社
- 香料系会社
- 有機化学会社
- 大学
創薬とCMC部門に分けられる製薬会社
製薬会社での研究職は、大きく分けて創薬研究部門とCMC研究部門に分けられています。
創薬研究部門への転職は不可能と言っても過言ではないほど困難で、実際に就職できている人は東京大学を筆頭とした一流大学を卒業している人ばかりです。
薬剤師免許を持っていてもなんの魅力にもならず、転職できたのなら奇跡だといえるでしょう。
CMC研究部門では求人を出されていることもあり、こちらでは薬剤師免許を持っていることは有利に働きます。
場合によっては創薬に近い立場での研究に携わることもできるため、薬剤師からの転職では、とても人気のある職場です。
大手国内製薬会社
武田薬品工業 | 国内製薬で首位、がん・消化器・中枢神経領域に重点 |
アステラス製薬 | 国内製薬2位、2017年4月にベルギーの創薬ベンチャーOgeda社を約950億で買収 |
第一三共 | 国内製薬最大手、感染症・がん・循環器に強み |
大塚HLD | 国内製薬最大手、抗精神薬が主力で機能性食品も拡大 |
エーザイ | 神経・消化器系に強み |
先端技術の研究を行うバイオベンチャー
バイオベンチャーはバイオテクノロジーを用いて先端技術の開発・研究を行っている企業です。
研究者が中心になって事業を運営しており、大学や製薬会社から独立して設立されることが一般的です。
その中において研究者は、創薬研究・CMC研究の双方を行っています。
外部からの依頼を受けて研究を代行する業務や、自社商品の開発を行う業務など、企業によってその研究内容は多岐にわたります。
アウトソーシングを請け負う医薬品製造受託機関(CMO)
CMOは製薬会社から医薬品の製造を委託されて業務を行う企業です。
以前には薬事法によって医薬品製造の全面委託は禁止されていましたが、2005年の改正により全面委託が可能になりました。
コストや品質を考慮した結果、医薬品製造のアウトソーシングは年々増加しており、それによってCMOは製薬業界でも重要な立ち位置となっています。
品質評価などのCMC研究が重要な業務となる企業ですので、研究者にとっても新たな選択肢となっています。
化粧品会社
化粧品会社では様々な化粧品の開発を研究者が行っており、一般的には化粧品開発技術者と呼ばれる職業となります。
新成分を研究できるのはごく一部の研究者で、多くは既存の化学部物質を組み合わせて製品を作りだすための研究となります。
製剤研究や品質評価研究などのCMC研究が中心となるでしょう。
大手国内化粧品会社
資生堂 | 化粧品国内シェア1位、世界88ヶ国で事業展開 |
花王 | 化粧品、トイレタリー世界シェア7位 |
コーセー | アジア市場への参入を積極的に推進 |
ポーラ | エステティックサロンを併設した店頭販売に力を入れる |
マンダム | 男性化粧品国内シェア1位 |
食品会社
食品会社での業務は、その企業によって大きく変わります。
研究者として募集されていても、実際の業務は商品開発であったり工業化作業であったりする場合もあります。
食品検査や実験のようなきちんとした研究を行うのはごく一部ですので、研究職の求人だとしても、業務内容はきちんと確認しておく必要があります。
大手国内食品メーカー
日本ハム | 食肉国内首位、生産から加工、販売までを一貫 |
明治HLD | 乳業国内首位、2009年に明治製菓と明治乳業が統合 |
味の素 | 調味料国内最大手、海外で食品分野を拡大 |
山崎製パン | パン国内最大手、子会社に不二家や東ハト |
マルハニチロ | 水産最大手、畜産や化粧品も手がける |
化学系会社
化学系会社は、化学反応を利用して製品を作り出すことを業務の中心にしている企業です。
たとえば重合反応を利用してビニルをポリ化していき、サランラップなどの商品開発を行っています。
化学系会社では、新素材を探索する通常の研究の他、品質評価や商品化を中心に行うCMC研究も行われています。
大手国内化学メーカー
三菱ケミカルHLD | 総合化学首位 |
住友化学 | 総合化学大手、シンガポール・サウジでも合併展開 |
三井化学 | ヘルスケアや機能材料へシフト |
信越化学工業 | 半導体シリコンウエハ・塩化ビニル樹脂で世界首位 |
旭化成 | 住宅やケミカル、電子部品、医療機器、繊維など多数の事業展開 |
香料系会社
香料系会社では、香料の素材となる自然物に対する研究や、調香研究による新たな香りの開発、既存の香料の品質検査などを行っています。
企業により得意にしている分野は異なりますが、香料系会社からの業務内容に関する情報が出回ることはほぼないため、情報収集には苦労する業界です。
有機化学会社
化学系会社と業務が重複する部分が多い企業ですが、有機化学系会社では新たな合成方法の探索や化学物質の効率的な合成方法の模索などを行っています。
業務の幅が広く、有機ELなどのITに関連した物質や農薬などの開発まで請け負っています。
大学の研究員
大学院を卒業後、そのままその大学において研究者となる道や、他の大学の教職員として就職する道が存在します。
研究室によってそれぞれ独自の研究を行っているため、自分の専攻している分野を突き詰めて研究することができますが、教授などの役職がつかなければ待遇は非常に悪いものです。
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業務内容に見合う報酬?研究職の年収・給料とは?
研究職の業務は大変忙しく、精神的なプレッシャーも多くなり、拘束時間が長いのも特徴です。
実力がなければ研究費の助成を受けることもできず、稼げない研究職では雇い続けてもらえるかも不安な点となります。
しかも、こういったデメリットがある割には、それに見合った収入を得られない可能性も高く、かなりの覚悟がなければ研究者として生きていくことはできないでしょう。
研究職:会社規模別の年収・給料
- 大手企業:800万円~900万円
- 中規模企業:700万円~800万円
- 小規模企業:600万円~700万円
- 管理職:1000万〜1300万円
調剤薬局などの勤務に比べれば年収は高く、企業での仕事となるために昇給や福利厚生はしっかりとしたものが用意されています。
ただし、研究開発職は成果の個人差が少ないため、同じ製薬会社で働くMRの成績上位者の年収と比べると低くなることもあるのです。
研究職は専門性の極めて高い業務のため、年収も高いと思われがちなのですが、決してそんなことはないのです。
企業側が高い年収を支払うのは、専門性があり利益を生む職業です。
企業にとっては将来的に大きな利益を生む可能性がある研究職はなくてはならないものですが、その業務が直接的な利益に結びつくわけではない上に、かなりの時間と研究費用がかかってしまいます。
残念ながら、研究職が生み出す利益には保証がないため、そこで従事している研究者の待遇をこれ以上のものにするわけにはいかないジレンマが存在しているのです。
ただし、一部の企業では、新薬を発見して利益に貢献した研究者には、多額の特別ボーナスを支給した例も存在しています。実力と運次第とも言えるでしょう。
まとめ:研究職は薬剤師の憧れだけど、やっぱり最難関!
研究職は薬剤師であるのなら、大なり小なり憧れを抱くものですが、その門は非常に狭く、研究職の一線で働くことができるのは、ほんの一握りの人間です。
想像していた通りに最難関の職種であり、創薬部門での就職は大手企業でも中小企業でも、その状況に変わりはありません。
ただし、創薬ではなくCMC研究であるのなら道は残されています。
とりあえず何かの研究をしていたいというのであれば、そちらからチャレンジしていくのも手段の一つではないでしょうか。
薬剤師から転職できる研究職求人を多く扱う転職エージェントとは?
研究職の求人は非常に少なく、さらに求人があったとしてもすべて非公開求人、個人で探していては発見することさえできないでしょう。
研究職としての求人があるのは、あくまでも欠員が出た場合や事業拡大により研究者数を増やす場合のみで、随時募集しているわけではありません。
さらに、事業拡大は企業の経営に関わる重要な機密情報であるため、求人情報は確実に非公開で扱われます。
自身の力で求人を探すのは不可能であるため、研究職に転職したいのなら転職サイトを活用していきましょう。
薬剤師専門の転職サイトでは、薬剤師という専門職からの応募を確実に得ることができるため、企業としても募集をしやすくなっています。
転職コンサルタントからは企業の情報を得ることができ、転職に関わるアドバイスや履歴書の添削などのサポートを受けることができるため、一人で転職活動をするよりも断然有利に運ぶことができます。
研究職に関わるの求人例
長野県茅野市、基礎研究から品質管理、薬事関連まで携われます
参照:リクナビ薬剤師
福島県郡山市、化学メーカの研究職。薬局・病院からの転職も可能!
参照:薬キャリエージェント
愛知県名古屋市、ジェネリックメーカーの研究開発職
参照:ファルマスタッフ
静岡県富士宮市、医薬品・健康食品の受託製造会社
参照:ファルマスタッフ
研究職に関わる求人は、大手転職サイトだとしても保有する求人数は多くありません。
有名な転職エージェントですと、マイナビ薬剤師、リクナビ薬剤師、薬キャリエージェントがありますが、特にマイナビ薬剤師は、職場の内部情報を熟知している上、交渉力にも定評があるので年収を下げずに研究職への転職が期待できます。
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名前や連絡先などの必要事項を記入したら登録完了です。登録後は、担当コンサルタントから電話で連絡がきますのでご自身の状況や職場の悩みをまず相談しましょう。心強いサポートをしてくれますよ。