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薬剤師の単発・スポット派遣とは?手軽に月5万円稼ぐ求人の探し方

派遣薬剤師の単発・スポット派遣

手軽に今の給料が増えたらいいのにと、誰でも思い描く妄想です。

しかしながら現実は甘くありません。お金が欲しくて頑張って働いても、突然給料が増えることはないのです。

ただし、薬剤師には給料以外にも、収入を増やす手段があります。それが単発・スポット派遣。

時間がある時や働きたい時に薬剤師として働くことで、月に5万円を余分に稼ぐことも夢ではありません。

今回は、単発・スポット派遣について詳しく解説していきます。

きよみ

時間に余裕があるときに、さっと稼げに行ける単発派遣・スポット派遣って、気楽でいいわよね。それで月5万円も増えれば大満足よ。

あや

収入が足りないって時には助かりますね!でも、単発派遣・スポット派遣って、だれでもできるものなんですか?詳しくは知りませんけど、昔のニュースで日雇いは禁止になったって聞いた気がするんですけど。

モンブラン

よくご存じですね。日雇い派遣は「原則」禁止されたのは事実です。ですが、契約次第では可能になることもあるんです。単発派遣・スポット派遣に興味を持つ薬剤師は多くいるんですが、その実態について知っている薬剤師は少ないんですよね。今回は、どうすれば単発派遣・スポット派遣で働けるのかをお話ししましょう。

薬剤師の単発派遣・スポット派遣とは?

薬剤師が持つ単発派遣・スポット派遣のイメージは、暇な時や余裕がある時に1日だけ働くというものです。

このイメージは、法的な意味での単発派遣・スポット派遣の実態とは「ずれ」があります。

法律上の単発派遣や日雇派遣とは、労働契約が30日以内+週20時間未満の労働時間で働く場合を指すものであり、この働き方は原則として認められないこととなりました。

過去にはその日だけ働くという日雇い派遣も可能でしたが、景気の悪化で派遣切りが横行するようになり、労働者を守る目的で法改正が行われたのです。

法律に準拠して働くのであれば、単発派遣・スポット派遣といえども30日以上の契約を結び、勤務する曜日や週の労働日数をあらかじめ定めておく必要があります。

ただし、これには例外となる条件も存在します。

単発派遣・スポット派遣で働くための例外条件とは?

単発派遣・スポット派遣は原則として認められないこととなっていますが、これはあくまでも「原則」として言われているものであり、原則があれば例外が存在するものです。

例外として30日以内の短期契約で働くためには、下記の4つの条件のうち、少なくとも一つを満たす必要があります。

薬剤師が該当するものとしては、もともとの年収が500万円以上で副業として利用する場合や、世帯収入が500万円以上であって、自身の収入がその50%未満である場合があります。

4つの条件

  • 自身の年収が500万円以上(副業として働きたい)
  • 世帯収入が500万円以上で自身の年収が50%未満の方
  • 雇用保険を受けない学生
  • 60歳以上

モンブラン

実は日雇い派遣が認められる例外の仕事もあるんですよ。広告デザインやソフトウェア開発、財務処理など、他にも多数存在しています。

きよみ

まあ、薬剤師の場合は例外に含まれないから関係ないけどね。

あや

私は未婚ですし、収入も500万円に達してないですし、日雇い派遣の例外条件に合致していないから、その日だけパッとは働けないんですね。

参照:日雇い派遣の詳細事項(厚生労働省)

管理薬剤師は派遣NG

単発派遣・スポット派遣として働く条件を満たしているとしても、働くことができない薬剤師もいます。それが管理薬剤師です。

管理薬剤師は医薬品医療機器等法(薬機法)により兼業が禁止されており、複数の店舗で薬事的な業務に携わることが禁止されています。

ただし、これにも例外が存在し、都道府県知事の許可を受けた時には、学校薬剤師などの公的な事業への参加は可能です。

もっとも、単発派遣・スポット派遣ではこの例外に該当することは難しいため、派遣NGと考えた方が良いでしょう。

詳しくは、薬剤師の副業・ダブルワークは禁止?兼業する上での法的注意点を紹介で紹介しています。

労働契約が31日以上でも月1勤務はNG

派遣法において単発派遣・スポット派遣は原則禁止となり、勤務する日数が少ないとしても、31日以上の長期の労働契約を結ぶことが必要になりました。

ただし、31日以上の契約ならどんな働き方でも良いのかといえば、そうではありません。

週20時間以上の勤務時間が必要となるため、月1勤務や週1勤務ではその条件を満たすことができず、法律違反となってしまいます。

ただし、派遣会社を通さずに、薬局やドラッグストと直接雇用契約を結ぶのであれば、月1回でも問題はありません。

あや

私が派遣勤務するには、31日以上の契約で、週20時間以上の契約をしないとダメなんですね。でも、この条件だと、兼業で働くのは難しいですね。8時間労働を2日と4時間勤務が1日ですもん。本業に支障が出ちゃいます。

モンブラン

直接雇用なら大丈夫ですから、週に1日だけ勤務の副業をしている薬剤師は意外といますよ。ただ、普通の会社は副業禁止が就業規則に決まっているので気をつけた方がいいですね。勝手に副業をしても、かならずばれてしまいますから。

薬剤師の単発派遣は緊急性が高いため最低時給が高い

薬剤師の単発派遣は一般的に最低時給が高く、多くの場合で時給2800円以上がスタンダードとなっています。

法改正によって単発派遣で働く薬剤師自体も少なくなり、また、繁忙期にどうしても人材が確保できずに緊急性が高くなっているため、待遇が良くなっているのです。

ただし、その時給に見合うだけの能力が求められ、即戦力として繁忙期を乗り越えられるだけのスキルを保持していることが必須条件となります。

なお、最低時給が高いとはいえ、時給3500円を超えるような高額求人はほぼありません。

実際の単発派遣の求人をチェック

時給3200円、処方箋枚数45枚

薬剤師の単発派遣求人

モンブラン

1日の処方箋枚数も少ないのですし、駅近なのでスポットとして行くのなら良いですね。

きよみ

元々少ない薬剤師数で運営していて、たまたま募集日は人が足りないって感じね。

時給3700円、処方箋枚数120枚

薬剤師の単発派遣求人

モンブラン

時給は高く休憩も2時間あるんですが、駅から遠いのでそこがデメリットですね。

あや

車通勤が大丈夫なら良いけど、わざわざバスを利用しなきゃいけないのは面倒ですね。

時給3800円、処方箋枚数110枚

薬剤師の単発派遣求人

モンブラン

スケジュールを見る限り年末に薬剤師が数人退職予定の調剤薬局なんでしょう。時給が高い上に日数も多いのでかなり緊急性がありますね。

きよみ

時給が高いのはありがたいけど、なんか逆に心配になっちゃいます。何かしろ人間関係で問題がありそうね。

あや

まあ、スポット1日、2日なら頑張れそうですけど。

上記の求人は、薬剤師の単発派遣を豊富に扱うヤクジョブの求人を参照しています。

まとめ:単発派遣・スポット派遣で稼ぐ第一歩は、例外条件に合致しているかどうか!

派遣法の改正によって日雇い派遣は禁止され、原則として単発で稼ぐことはできなくなりました。

しかし、例外の条件を満たすことで単発派遣・スポット派遣で働くことは可能です。

単発派遣は緊急性が高いため、最低時給が高く手軽に収入を増やすことができる手段です。

いつもの給料に上乗せして稼いでいくための第一歩として、自分が単発派遣・スポット派遣で働くための条件を満たしているかどうかを理解しましょう。

もしも条件を満たしているのなら、副収入をゲットできるチャンスです。

今回の記事を参考に、単発派遣・スポット派遣での副業を検討してみてはいかがでしょうか。

以下の記事は派遣会社のランキングを紹介しているので、合わせてチェックすると良いでしょう。

薬剤師06 薬剤師100人が選ぶ派遣会社ランキング!口コミから15社を徹底比較