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薬剤師の紹介予定派遣って実際どう?3つのメリットデメリットを解説

派遣薬剤師の紹介予定派遣

派遣で働くと決めた時、選択肢は二つあります。紹介予定派遣と通常の派遣です。

どちらも派遣ではあるものの、働き方や時給などに違いが生まれるため、しっかりと違いを理解して選ぶ必要があります。

今回は、紹介予定派遣にスポットを当てながら、そのメリット・デメリットについて解説していきます。

あや

派遣薬剤師って、そのまま就職できるタイプもあるんですね。いろんなところを渡り歩くだけかと思ってました。

きよみ

転職するための手段として活用できるってことよね。あらかじめ働いてから転職先を決めれるって、すごくいいわね。

モンブラン

制度としては、その通りです。ただし、そこまでうまい話ばかりではないんですよ。デメリットになる部分も存在しますので、きちんと内容を理解して活用する必要がありますよ。

紹介予定派遣とは?通常の派遣勤務とは異なるの?

紹介予定派遣とは、派遣期間の終了後に、派遣先企業にそのまま直接雇用される前提で行われる派遣です。

ただし、この直接雇用は企業側と就業者側の双方の同意があって初めて実施されるものであり、どちらかが同意しなければ直接雇用はされず、次の派遣先に出向くこととなります。

業務の内容は通常の派遣業務と同様のものですが、紹介を前提としているため、就業前に面接や書類選考を行う場合があります。

また、就業期間は通常の派遣では更新によって最長3年間の勤務が可能ですが、紹介予定派遣では最長で6か月となっています。

紹介予定派遣を募集している企業の本音とは?

紹介予定派遣から薬剤師の採用を考えるのは、通常の採用計画のみでは人員不足が解消されないことに起因します。

紹介予定派遣の場合、その薬剤師の能力や性格などをあらかじめ確認した上で採用することができるので、企業としても大きなメリットがあるといえるでしょう。

ただし、注意しなければいけない点として、派遣勤務と紹介予定派遣勤務では、派遣先である調剤薬局の求める要望が異なることが挙げられます。

通常の派遣に求めることは、薬剤師数不足を一時的に解消し、繁忙期を乗り越えるだけの即戦力としての活躍ですが、紹介予定派遣勤務では、安定して長く働いてくれることが最大の要望です。

つまり、通常の派遣勤務では、多少人間性に問題があったとしても、薬剤師としてのスキルさえあれば良いものであるのに対し、紹介予定派遣勤務の場合には薬剤師としてのスキル以上に、人間性が重視されることになるのです。

紹介予定派遣勤務から正社員として登用する場合、年収500万円の薬剤師では、175〜200万円の雇用報酬(紹介料)を派遣先会社から派遣会社に支払うことになります。

決して安い金額ではないため、採用する側としてもすぐ辞められてしまっては大きな問題となるのです。

あや

紹介予定派遣で就職すると、紹介料が発生するんですね。一人当たり200万円って、すごい金額ですね!

モンブラン

派遣会社によってマージン比率は異なるんですが、おおよそ年収の30%~40%が目安です。

きよみ

え~、そんなにお金払ってまで、わざわざ紹介予定派遣を受け入れる意味ってあるの?普通に求人出してる方が安上がりじゃないのかしら。

モンブラン

転職サイトでも結局は紹介料が発生しますから、紹介予定派遣を受け入れて応募者の間口を広げた方が、結果として会社にもメリットがあるんですよ。

薬剤師が紹介予定派遣を活用する3つのメリット

紹介予定派遣は派遣先の会社にもメリットがあるものですが、もちろん派遣されていく薬剤師にもメリットがあります。

それらのメリットについて確認していきましょう。

1、人間関係を見極められる

予め勤務する予定の会社で働くことができるため、働きながらそこに在籍している人の様子を観察することができます。

半年かけて内部事情を視察できるため、表面上は問題のないように見せかけているとしても、人間関係に問題があるようであれば自然と違和感を持つようになるでしょう。

気性の荒い人や距離感の把握が苦手な人など、人間関係に問題が生じやすい人を確認できるのは大きなメリットです。

2、店舗の設備や扱う処方箋を確認できる

実際に勤務するのですから、もちろん店舗の設備や扱う処方箋を確認できます。

これは通常の職場見学でも確認できると思われがちですが、確認できる深さが全く異なります。

一回の見学で確認できるのは、あくまでもその薬局の主だった部分のみで、実際の業務の流れに乗りながら確認できる紹介予定派遣とは理解度が段違いなのです。

簡単な処方箋ばかり応需している薬局でも、その応需枚数やピーク時間、一部の難解な処方箋の対応などで忙しさは違いますし、設備の状態や業務の導線に基づいているかどうかも重要なポイントなのです。

3、条件調整を派遣会社が行なってくれる

紹介予定派遣の場合、正式採用になった時には試用期間がありません。

派遣勤務している期間が試用期間として考えられるためです。

派遣勤務のままで試用期間となるため、この期間に労働条件に問題があったり、疑問点がある場合には、派遣会社を介して派遣先と対話することができるのです。

通常の転職であれば自分ですべてを解決しなければいけないものですが、紹介予定派遣では角を立てることなく解決できるのもメリットとなります。

薬剤師が紹介予定派遣で働く3つのデメリット

転職のために紹介予定派遣を活用するのはたくさんのメリットがありますが、そればかりではありません。

紹介予定派遣を活用する時のデメリットもあるのです。

そのデメリットについても理解し、メリットを最大限に活用していきましょう。

1、時給相場が低い傾向

一般的な派遣勤務は、時給換算では正社員よりも高時給のものが多く存在します。

求人によっては時給4000円を超えるものまでありますが、紹介予定派遣の場合、直接雇用を見越しての条件であるため、時給3000円を超える求人は多くありません。

契約期間内は派遣勤務というよりは試用期間という位置付けとなるため、時給2200〜2800円程度が一般的であり、平均より低めに設定されています。

2、求人数が圧倒的に少ない

紹介予定派遣の弱点として挙げられるのが、その求人数の少なさです。

派遣求人を多く取扱う求人サイトでも、紹介予定派遣の求人は全体の3〜5%程度となっています。

希望通りの企業から募集がないことも多く、満足できない店舗にしか派遣されない可能性もあるのです。

せっかく経験しながら店舗を選択できるのに、条件的に満足できないものであれば、そのメリットは活かしきれなくなるでしょう。

紹介予定派遣の求人数

  • ファルマスタッフ – 1650件
  • 薬キャリエージェント – 1645件
  • ヤクジョブ – 370件
    • 3、採用のハードルが高い

      紹介予定派遣から採用されたからといって、必ずしも正社員への直接雇用が確約されるわけではない点にも注意が必要です。

      非常勤としての採用や契約社員としての採用となることもあるのです。

      そこから正社員にステップアップするということもありますが、結局そのままの非常勤・契約社員として維持されることもあります。

      採用条件に注視しながら、本当にそのまま派遣先の店舗に就職しても良いのかどうかを考えていきましょう。

      きよみ

      あらかじめ内部の環境や人間関係を知れるってゆうのは、すごくありがたいわよ。転職先で良く起きる問題って、結局は人間関係のトラブルが多いじゃない?その心配がないだけでもすごくいいわ。

      あや

      たしかにそのメリットは大きいですけど、求人数が少ないってのは、結構なデメリットですよ。せっかくいい制度なのに、活用できる場面が少ないってことですもん。

      モンブラン

      ですので、この紹介予定派遣のメリットを最大に活かし、デメリットを最小限に抑えるには、すこしコツがいることになるんです。

      紹介予定派遣を上手に使う方法とは?

      紹介予定派遣の求人数はそもそもかなり少ないので、紹介予定派遣の求人だけで満足できる求人を探し出すのは非常に困難です。

      そのため、正社員求人と紹介予定派遣求人を併せて吟味していく必要があります。

      気になる調剤薬局の求人が紹介予定派遣だとしたら幸運だったと考え、まずは正社員募集の求人を探し、気になる調剤薬局があれば転職エージェントに紹介予定派遣に対応しているかを確認するという方が、結果として転職に成功できるでしょう。

      実際の紹介予定派遣求人をチェック

      地域密着の中堅薬局

      薬剤師の紹介予定派遣の求人

      モンブラン

      年収500万が最低保証されて、年間休日も125日ありますから優良な中堅薬局ですね。管理薬剤師の経験があれば年収600万円もいけます。ただ、青梅って立地上不便なんで、条件がよくても薬剤師がなかなか集まらないんですよ。

      きよみ

      優良薬局なのはわかったけど、派遣勤務の時給はかなり低めね。紹介予定前提だからしょうがないのかもしれないけど。

      珍しい病院求人

      薬剤師の紹介予定派遣の求人

      モンブラン

      週37.5時間勤務なので就業時間が短いように感じますが、夜勤がある病院なので身体的な疲労は日勤よりもありますね。

      きよみ

      派遣勤務としては病院なのに時給もそこそこあるけど、正社員勤務したら年収400〜450万だから、金銭面で不満を持ちそうね。

      在宅にも力を入れる内科メインの薬局

      薬剤師の紹介予定派遣の求人

      あや

      時給は2850円からで、立地も幡ヶ谷駅だし、なかなか良さそうですね。

      モンブラン

      確かに、処方箋枚数も1日100枚以下ですし、条件上は良いですね。ただ、だからこそ、お局薬剤師や理不尽医療事務員がいる可能性も捨て切れないですね。もちろん採用の間口を広げるためにも、紹介予定派遣でも求人募集している可能性もありますけど。

      きよみ

      なるほど〜。条件だけでなくどんな人が働いているかはチェックが必要ね。

      上記の求人は、薬剤師の派遣求人なら最大手のファルマスタッフの求人を参照しています。

      まとめ:紹介予定派遣はメリットだけじゃない!デメリットを理解して希望通りの転職を!

      紹介予定派遣はメリットばかりのように感じますが、詳しく検証していけば、そうではないことがわかります。

      確かに就職する前に職場の実態を理解できるのは大きなメリットですが、希望通りの就職先が紹介予定派遣に対応していないことも多く、採用が決まっても正社員ではないこともあるのです。

      派遣会社が条件調整をしてくれるというメリットも、転職エージェントを利用していれば当然のサービスであるため、紹介予定派遣に限った事ではありません。

      デメリットをコントロールしながらメリットを最大限に活用し、自分の希望通りの転職を実現させていきましょう。

      以下の記事は派遣会社のランキングを紹介しているので、合わせてチェックすると良いでしょう。

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