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薬剤師の転職初日は挨拶が重要!中途入社ならではの話すべき例文とは?

薬剤師の転職初日の挨拶

転職して初めての出勤日、初対面の印象はとても重要です。

一番初めに抱いたイメージは根強く、そこで得た印象は後々まで影響を及ぼします。

つまり、初対面で好印象を得られれば、その後はずっと働きやすい関係を手に入れることができるのです。

今回は、初対面で好印象を与えるための挨拶の方法を中心に、中途入社で話すべきことを紹介していきます。

モンブラン

転職を成功した後、次に考えなければいけないのは、印象の良い挨拶です。これが成功できるかどうかで、その後の働きやすさが大きく変わってきますよ。

あや

たしかに、印象が良い人だと一緒に働いていてもストレスがないですけど、初めに嫌な印象を持っちゃうと、その後もコミュニケーションをとりたくなくなりますもんね。

きよみ

とはいっても、結局は挨拶でしょ?普通にやってれば失敗しないでしょ。

モンブラン

いえいえ、意外と初めに失敗してしまうことも多いんですよ。失敗しないための対策をとっていくのが賢明です。

挨拶は短く端的に!最低限これだけは言うべき3点

好印象を与える挨拶の基本は、短く端的に必要なことだけを伝えることです。

長々と自分のことを語っていては、好印象は与えられません。

ここでは、中途入社の挨拶で伝えるべきことを、3点に絞って紹介します。

最低限言うべき3点

  • 名前
  • 前職に関して
  • 意気込み

初めの挨拶で伝えるべきことは、まずは「名前」です。

当たり前だと思ったことでしょうが、緊張すると意外と忘れてしまいがちなのが「名前」の自己紹介。

きちんと順序立てて挨拶の用意をしていなければ、名前を言わずに本文に入ってしまうこともありますので、気を付けましょう。

次に、前職でどんなことをしていたのかを伝えます。

ただし、ここでは自らのキャリアを必要以上に話す必要はありません。

どんな職種で、どんな業務に従事していたのか程度で十分でしょう。

最後に、働いていく上での意気込みも伝えて、初めての挨拶は終了です。

では、具体的に転職パターンごとの例文を見ていきましょう。

調剤薬局から調剤薬局へ転職した挨拶例文

薬剤師の○○です。
 
前職も調剤薬局での勤務で、主に応需していた処方箋は内科のものでした。
 
応需する科が違うので勝手の違いで手間取ってしまうかもしれませんが、できるだけスムーズに業務に参加できるようにがんばります。
 
よろしくお願いします。

調剤薬局から調剤薬局への転職では、業務内容の多くは変化があるものではありません。

違いとしては、処方箋を応需している科やその会社独自の業務マニュアルなどが挙げられます。

それらの違いを把握できれば、スムーズに業務に従事することができるでしょう。

ただし、自信過剰なニュアンスを感じさせては印象が悪くなってしまうため、「即戦力として」など、自分を大きく見せるような言葉は控えましょう。

病院から調剤薬局へ転職した挨拶例文

薬剤師の○○です。
 
前職は病院に勤務しており、病棟業務を中心に働いていました。
 
調剤薬局での勤務は不慣れなことも多く、みなさんにご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、できるだけ早く戦力となれるようにがんばります。
 
よろしくお願いします。

病院で働いていた薬剤師の場合、調剤薬局で勤務している薬剤師よりも医療知識を豊富に持っていますが、次々と来局する患者に対応することには不慣れです。

薬剤師の能力を測る尺度としては、たしかに医療知識をどれだけ多く持っているかで判断することはありますが、調剤薬局で必要になる能力はそれだけではありません。

決して自分の知識をひけらかすようなことはせず、自分のできない部分をしっかりと認め、真摯に挨拶をしていきましょう。

ブランクから調剤薬局へ再就職した挨拶例文

薬剤師の○○です。
 
前職では調剤薬局に勤めていましたが、ブランクがあるため、みなさんにご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。
 
ブランク期間の知識の遅れを穴埋めし、できるだけ速やかに業務の感覚を取り戻すようにがんばります。
 
よろしくお願いします。

ブランクがある転職の場合、詳しいブランクの期間まで伝える必要はありませんが、ブランクがあることは伝えておく方が良いでしょう。

ブランクによって遅れている医療知識の補完と業務感覚を取り戻す作業のため、どうあっても現役薬剤師には遅れを取ってしまいます。

素直に迷惑を掛けることをあらかじめ伝え、その遅れを取り戻す意気込みを伝えていきましょう。

あや

自己紹介ならたくさん話した方が自分のことをわかってもらえそうですけど、そうでもないんですね。

モンブラン

その通りです。はっきり言って初対面の時にたくさん話せば、それだけで印象が悪くなります。詳しい話は一緒に仕事をしていく上で自然とすれば良いので、初めは短くまとめておきましょうね。

声のトーンや表情を意識して好印象を目指す

挨拶で好印象を与える秘訣は、話す内容だけではありません。

話し方や声のトーン、表情など、全体的な雰囲気が大切なのです。

表情が硬かったり、声が上ずったりしていれば、緊張状態にあることが相手に伝わってしまいます。

まずは好印象を与える声ですが、それは若干高めの声と言われています。

こもった話し方や低すぎる声では、拒絶するような印象を与えてしまう危険性があります。

はきはきとしっかり話し、わずかに高目の声色を意識していきましょう。

つぎに表情ですが、これも暗い印象を与えないように気を付けないといけません。

伏し目がちだったり、口角が下がっていたりすれば、話しにくい印象を与えてしまう可能性があります。

かといって、無暗に笑顔を振りまくのが良いのかと言えば、そういう訳でもありません。

真顔からわずかに微笑んでいる程度の表情を目指すのが良いでしょう。

ここで気を付けたいのは、真顔はただの素の表情ではないことです。

鏡を前にして、自分の素の表情をチェックしてみてください。

口角が下がり気味になっていないでしょうか?どこまで口角を上げれば口が真横になるのか、自分の作る表情を把握し、好印象を与える雰囲気を作っていきましょう。

業務内容の確認は誰に質問すべきかを事前に聞いておく

中途採用で勤務する場合、前職での経験があるために、教育担当者がしっかりと設定されないことがあります。

経験があるといっても、その会社特有のルールやマニュアルなど、確認しなければ業務ができない場合は必ずやってきます。

そんな時のため、あらかじめ確認事項は誰に質問すれば良いのかを聞いておくべきなのです。

自己判断で管理者に確認すれば良いと、安易に考えてはいけません。

管理者はさまざまな業務を請け負っているため、時間的に指導の余裕がなく、新人の指導は別な薬剤師に一任している場合もあります。

事前に聞いておくことで、何か確認事項が生まれた時に速やかに行動に移すことができます。

忘れずに聞いておきましょう。

きよみ

中途入社だと、向こうも気を使ってあんまり指導してこないこともあるのよね。なにかあったときのことを考えて、自分から確認しておくのは大切よ。

モンブラン

積極性があるようにも感じてもらえますし、これも好印象を与えることになるでしょう。

まとめ:好印象を与えて働きやすい職場環境を手に入れよう!

新しい職場で働くにあたって、初対面の印象はとても重要です。

初対面の印象は後々まで影響を与えるため、そこでどんな印象を与えるかによって、働きやすい職場となるかどうかが決まります。

好印象を与えるためには、ぶっつけ本番の挨拶ではいけません。

挨拶の内容をあらかじめ考えておき、話し方や表情を意識していくことが大切です。

今回の記事を参考に、好印象を目指した挨拶を考えてみてください。