経験者が語るマイナビ薬剤師の転職体験談！４人の薬剤師にインタビュー

この記事ではマイナビ薬剤師を通して転職した４人の薬剤師にインタビュー内容を紹介します。

これから転職をしようか悩んでいる方、転職活動真っ最中の方に他の薬剤師はどういった考えて転職をしたのかを参考にして自身の転職活動にプラスになれば幸いです。

転職体験談１【時短勤務が絶対条件、子育てしやすい調剤薬局へ転職】


産休・育休終了後に復職しようとすると、復職前に約束されていた時短勤務が認められず、パート勤務か９：００〜２１：００までの週３日フルタイムの出勤であれば可能と言われたためです。

子供が小さく、２人目も考えていたため、この薬局で働き続けることが難しいと判断して他の職場を探すことにしました。

実を言うと、労働監督基準署にも相談しました。

労働監督基準署の方にも「その薬局はやめといて薬剤師免許があるならほかに行ったほうがいいですよ、妥協して復帰しても嫌がらせに合う可能性がある」と言われたことが、転職を決意したきっかけです。

どうしても子供が小さい間は、できる限り家にいたいという思いがあり時短勤務を希望しました。

前職は管理薬剤師をしていたため、給料は高めに設定されていると認識していましたが、転職の結果下がることになっても、第一優先は時短勤務で急な早退にも対応できるような職場がよかったので、問題ありませんでした。

マイナビ薬剤師を利用した理由は、特にありません。

ただ、マイナビ薬剤師に掲載されていた高時給のパート求人に応募したところ、コンサルタントの方から連絡がきて、応募した求人以外にも私の条件を聞いてくださり色々と求人を紹介してくれました。

マイナビ薬剤師とファルマスタッフは面接に同行してくれます。

この２つのどちらかにしようとは思っていましたが、求人の内容が良い方に決めました。あと、リクナビ薬剤師と薬キャリエージェントは、求人をどんどん紹介してくれるのですが、それだけで、あまり心に響くものがありませんでした。

マイナビ薬剤師のコンサルタントと会ったのは面接の３０分前に近所のコンビニで少し話をした程度でしたが、「聞いてほしいことはなんですか。」「面接で確認したことはすべて文章に起こしますので、心配しないでください。」など丁寧に対応してくれました。




まず面接時に「感じのいい方ですね。」と社長が言ってくれました。

そして前職をやめた理由を語ると、同情してくれ「この会社は育休・産休・子育て中の方が多く、特に子供がいることで卑下することはありません。肩身の狭い思いをしなくていいです。お互い様ですから。」と言ってくれたことです。

また、食事手当や住居手当など、ほかの求人にはない手当があり、昇給の比率もよく離職率も低かったため、安心して転職することができました。

最後に社長は「ずっとこの会社にいてくださいね。」と言ってくれました。それがとてもうれしかったです。

時短勤務になって、２／３の勤務時間になったのですが、給料は２／３にならず少し上乗せしてくれました。



とても小さな薬局ですが、小さな薬局であるからこそ業務や組織全体を把握することができ、すぐに昇進して管理薬剤師になることができました。

管理薬剤師で在庫管理を任されていましたが、全国の関連グループ薬局の中でもトップ１０に入る成績を収めることができました。とてもいい経験です。

その後、２人目を授かり、育休中に主人の転職があったため、やむ終えず退職することになりましたが、育休が終了するまで育児休業給付金の手続きをしていただき、年休の消化もしていただきました。

もう戻ることがないと思うと寂しい限りですが、教えてもらったこと、やさしくしてもらったことを忘れずに今後も薬剤師として、国民の健康増進に寄与できる地域の皆様に頼られるような薬剤師になりたいと思っています。




転職をする際には面接に同行してほしいかどうかによって、登録する転職サイトを絞り込み、さらに勤務時間、場所、年収などの希望条件を出し、いくつか候補が上がったら、こっそり偵察に行ってみてください。

患者としてでも結構ですし、家族の処方箋を持っていくのもひとつです。

対応してくれた薬剤師や事務員、店の雰囲気を確認して、自分に合うかどうか見てから面接を受けるようにしてください。

面接のときに見ることもできますが、仲が良いように偽装していることもありますので、不意打ちを狙う方がよいです。

マイナビ薬剤師のリアルな評判と口コミとは？手厚いサポートが魅力？

転職体験談２【希望条件全てクリア、大満足の転職】

転職した理由は、結婚して転居することになったからです。

それまで務めていたクリニックは転居先からは遠く通いにくいので、転居先の近くにあるところで働きたいと思い転職を決意しました。

また、クリニックの勤務は休みが取りにくかったので、今後の妊娠の可能性を考えて休みの取りやすく、勤務時間も短い職場を探したいと思いました。

給料についてはできるだけそれまでの水準を維持したいと思いましたが、勤務時間が短くなるのであればそちらの条件をまず重視したいと考えていました。


• 転居先から近くて通いやすいこと、具体的には通勤時間が30分以内であること。
• 残業や休日出勤がないこと。
• 3人以上の薬剤師が在籍しており休みが取りやすいこと。
• 給与は月額33万以上であること。

以上４点が転職の希望条件でした。

製薬会社などではなく、クリニックか調剤薬局を希望していました。

ドラッグストアは求人は多いのですが、残業が多いことが多いと聞いていたのでできれば避けたいと思っていました。

漢方薬局にも興味がありましたが、条件次第だと考えていました。


マイナビ薬剤師・リクナビ薬剤師・薬キャリエージェントの３社が業界大手なので、求人数が多いと思い利用しました。

同業者の転職経験者にもその３社を利用したという人が多かったのでとりあえず３社を選びました。

実際に利用してみた印象として、薬キャリエージェントは病院の求人が多いと感じましたが、マイナビ・リクナビは病院の他、ドラッグストアや調剤薬局も同じように多かったです。

薬キャリエージェントには有資格者のキャリアアドバイザーがいましたが、マイナビ・リクナビのキャリアアドバイザーも薬剤師の業界にとても詳しく、薬剤師がクリニックや調剤薬局以外でもいろいろな業界で働けることを教えてくれました。

またマイナビ・リクナビは大手の企業に強い印象を受けました。

地方での転職活動なのであまり期待はしていなかったのですが、マイナビ・リクナビとも登録してキャリアアドバイザーとの面談を終えてすぐにそれぞれ複数の求人を紹介をしてくれました。

いくつか紹介してもらった中から調剤薬局を選んだ理由は、条件をすべて満たしていたからです。

転居先から車で１５分程度の距離と近く、残業もほとんどないということでした。

給料もそれまで働いていたクリニックに比べ少しですがアップするということでした。

人間関係などは実際に働いてみないと分からないところですが、それ程忙しい職場ではないので大丈夫だろうと思いました。

他に紹介された病院やクリニックは残業があるようだったので、残業がないという調剤薬局は魅力的でした。



以前務めていたクリニックでは残業が多く休みも取りにくかったのですが、転職先の調剤薬局では残業がほとんどないので助かります。

薬剤師が何人かいるので休みも取りやすく、基本的にそれ程忙しくありません。

家からも近く体力的に楽ですし、結婚と転居が理由の転職でしたが、結果として転職してよかったと思います。

ここでなら妊娠・出産しても長く働けそうです。でも漢方にも興味があるので、漢方薬局で働いてみたいという希望もあります。

家の近くに漢方薬局がないので今回の転職では出来ませんでしたが、将来はそちらも考えてみたいです。

大手転職サイトは本当に多くの求人を持っています。キャリアアドバイザーも薬剤師の業界にとても詳しく、面談は勉強になりました。

こちらの希望する条件を全て満たす求人もあるので、まず条件を紙に書くなどしていくつもあげておくといいと思います。

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転職体験談３【エネルギーが要るけど自分の未来の為に断固決断を！】

私が所属していたコスメドラッグ部門で黒字を上げていたにもかかわらず給料が下がったためです。

大手総合スーパーで市販薬販売業務だったのですが、衣料品部門、家電、寝装、文具玩具部門などの赤字に足を引っ張られて給料が下がることになってしまいました。

また小売り業の宿命で土日祝日、ゴールデンウィーク、お盆、正月に勤務しなければいけないこと、夜22時までの遅番勤務を強いられる事により、プライベートで友人と予定がほとんど合わず、季節感もない単調な一年を毎年過ごさねばならないのが苦痛でした。

• 日曜や祝日、正月やゴールデンウィークが休めること
• 遅番勤務22時までの勤務がないこと
• 給料が上がること、年収で500万以上が希望

遅番勤務が多く、友人とのアフター５などほとんど参加かなわず、日曜はリクエストを出さない限りほぼ勤務の為、同窓会やバーベキュー、親戚との集まりなどにほとんど参加できなかったからです。

毎年数十回のお誘いを断っていました…

また、年収が下がったのがあり得なかったのと、薬剤師の先輩からは私の給料が常々低いと指摘されていましたし、周りの友人に確認しても低かったので、年収４７０万円以上の給料アップは必須条件でした。

私は、マイナビ薬剤師を利用しました。

薬剤師の転職サイトをいくつかネットで調べましたが、周りの友人が利用した経験があることとと、マイナビの支店で直接面談できたことが良かったのでここに任せようと思いました。

そのため他の転職エージェントも行ってみて各々比較し、精査するなどはしていません。

市販薬に未練があり、かつ日曜も休めるような場所で相談をして行く内に調剤、市販薬併設のドラッグチェーンまで導いてもらえました。

親身に相談に乗って頂き色々混迷していた自分の道筋がクリアになりました。

ただ、後で思い返すと、当初担当の方は転職希望の薬剤師が増えて来ていて、世間の職場も充足され始めている。余り安穏と転職を考えていてはいけない、転職できなくなるという主旨で、決断は早い方が良いとせかされた節がありました。

ところがいざ転職してみても、依然どこも薬剤師は足りていません。これは今となっては担当者にうまいこと吹き込まれたのかなともい思いました。

結果的に条件良く転職できたので不満はないのですが…

• 給料が前職よりも年60万円程アップ
• 日曜祝日、ゴールデンウィークや正月の休みを確保できる
• ２２時までの遅番勤務がなくなる

他にも自分は市販薬業務への愛着も依然あったため、いざという時に市販薬部門にも移れる可能性を持てる調剤併設型のドラッグストアに転職しました。

また、遠方への転勤などを嫌ったので東京近辺にしか店舗展開してない現在の会社を選びました。

年収が上がり休日も多く取れるので、かなりプライベートが充実できるようになりました。

残業も多少なりともある店舗ですが、今までのように夜22時まで働かなければならない事はなくなったので身体的な負担がラクになりました。

今後の目標は、8年のブランクを経て調剤に戻って来たので、薬も知らぬ間にかなり増えたりしていました。

日々めまぐるしく更新される薬品情報を広く習得していきたいと思っています。そして管理薬剤師になれるように努めたいです。

自分の人生を左右する大きな決断です。本当にエネルギーが必要ですが自分の未来の為に勇気をもって決断、行動して下さい。

転職エージェントの担当者にせかされても流されず慎重に精査して下さい。

個人的には働きながら並行して転職活動を進めた方が良いような気がします。

その方が転職希望先にも、採用してくれないならこのまま現職を続けるますと強気に交渉できるからです。

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転職体験談４【ドラッグストアから調剤薬局に転職、調剤業務に専念】

初めての転職で大手ドラッグストアチェーンに転職し、東京都内の店舗に配属されたのですが、近隣に中核病院や大学病院がなかったので、処方箋を持ってくる患者も少なく調剤業務に専念できない点に不満を抱いていました。

店舗で販売している日用品や市販薬を店の棚に品出しする業務や、レジでの販売業務も担当させられて、薬剤師としてのプライドを傷つけられていたのです。

ある日店長から「もう少しレジ打ちを早くこなしてほしいんだけど」と注意されて、「自分は販売要員ではない」と腹が立ったことが転職したいと思ったきっかけです。

転職時の希望条件は、薬剤師として調剤業務に専念できることが第一条件でした。ドラッグストアでの扱いに不満があったので、薬剤師として本来の目的を満たしたい想いからです。

そして第二の希望条件として、一生現場で調剤業務や患者さんの服薬管理、服薬指導をするのではなく、年齢が４０代後半や５０代になったら管理職として仕事をできる大きな組織で働きたいということを挙げました。

理由として、私には扶養家族もいますので、年齢を重ねるごとに年収が増えていく大きな会社で働きたいと考えているからです。

数多くの転職サイトの中からマイナビ薬剤師を選んだ理由は、ホームページを見ていて、転職を後押しするやさしい言葉遣いや求人情報が探しやすく真摯な姿勢で私の転職活動に向き合ってくれると直感的に思ったからでした。

実際、私を担当してくれたキャリアアドバイザーは私が転職したいと考える理由と、転職先の希望条件について説明すると、真剣に話を聞いてくれました。

そして、私に適した勤務先として複数の大手調剤薬局チェーン企業を紹介してくれたのです。

キャリアアドバイザーは、この会社を紹介する理由として、組織が大きいため店舗での勤務は４０代前半までとなり、４０代後半からは本社勤務となって管理職に専念できるとの説明がありました。求人の質としては、希望条件に完全合致していました。

２社から内定をいただきましたが、最終的に現在の大手調剤薬局チェーンに入社を決めました。

２つある理由のうち１つは、当初は店舗勤務となるが、店長、グループ長といったキャリアアップのプロセスを丁寧に採用面接の場で説明いただけたため、信頼感を持てる会社だと感じられたことが挙げられます。

仕事を頑張れば、年収が増えていく道筋を示していただけましたので、入社を希望しました。

もう１つは、調剤業務に専念できることが挙げられます。薬剤師本来の仕事に専念できると思ったのです。

中核病院の目の前にある調剤薬局に配属され、日々調剤業務や服薬指導の業務にあたっていますが、薬剤師本来の仕事に携われていますので満足しています。

店舗で働いているスタッフもドラッグストアと違い皆さん薬剤師ですから、話があいますので楽しいです。

今後の目標としては薬剤師としてのスキルや知識の豊富さに磨きをかけるよう努力を重ね、管理職にふさわしい社員になることです。

また、在宅治療をしている患者さん向けに、薬剤師として何かサービスを提供できることはないかを会社に提案することも目標としたいと思います。

自分がどのような形で薬剤師として仕事をしたいかを、考えることが大切だと思います。

私のように安易な理由でドラッグストアに転職してしますと、不満を持ち再度転職することになるので、自分に適した職場を慎重に選択することがミスマッチを防ぐことにつながりますよ。

マイナビ薬剤師のリアルな評判と口コミとは？手厚いサポートが魅力？