マイナビ薬剤師が抱える求人の中には、新卒・第二新卒歓迎となっている求人も多く存在します。
この求人、本当に新卒・第二新卒でも歓迎してもらえるものなのでしょうか?
今回は、マイナビ薬剤師で扱う新卒・第二新卒歓迎の求人の実態について分析した結果を報告いたします。
あや
モンブラン
きよみ
モンブラン
マイナビ薬剤師の「新卒も応募可能」な求人数は2万件以上
転職サイトが想定している顧客は、基本的には経験者の薬剤師となります。
それでも、マイナビ薬剤師に登録されている求人では、「新卒も応募可能」な求人数は2万件以上存在します。
公開求人ですので、もちろん言葉の通りに新卒でも応募することは可能です。
ただし、本当に新卒が歓迎されているかどうか、実際のところはわかりません。
応募できるからといって、採用されるとは限らないのです。
「新卒も応募可能」求人の実態とは?
新卒でも応募可能な求人とは、不測の事態によって急遽人員不足が発生してしまった企業が登録していることが多いものです。
内定辞退、新卒採用で定員に満たない、採用計画通りにいかない、退職による欠員補充など、様々なアクシデントに対する対策として活用されています。
とりあえず人員さえ確保できれば良いため、応募者の幅を広げるために新卒歓迎の文字を使っているのです。
経験や実績などがなくても採用される可能性はありますが、同時期に経験者が応募していては、新卒者が採用されることは少ないでしょう。
転職エージェントで募集する企業の多くは即戦力を期待
転職エージェントを利用している企業は、基本的に即戦力やニーズにマッチした経験のある人材を求めています。
採用してすぐに他の職員と同等に働くことができる人材を求めているため、経験のない新卒や経験不足の第二新卒は嫌がられがちです。
「新卒歓迎」の表記があったとしても、本心では経験者を求めている可能性が高く、実は歓迎しているわけではないかもしれません。
新卒歓迎だからといって、就活が楽になるわけではないことに注意しましょう。
ポテンシャルがないと採用はされにくい
新卒・第二新卒歓迎の文字がある求人だとしても、ポテンシャルを感じさせる何かがなければ、採用はされにくいでしょう。
もし経験者が新卒者と同時に応募している場合、大抵は経験者を採用する傾向にあります。
新卒者が経験者に競り勝って採用を勝ち取るためには、経験者と比べて優れた将来性を持っていると感じさせる必要があります。
まずは社会人マナーをしっかりと把握し、薬剤師としてのキャリア設計をどう考えているか、そのためにどのような努力をしていくつもりなのか、自己分析と将来展望をまとめておきましょう。
真面目さと勤勉さをアピールしていけば、採用に一歩近づくことができます。
モンブラン
きよみ
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まとめ:「新卒歓迎」でも経験者が有利!しっかり対策して採用を勝ち取ろう!
求人内容に「新卒・第二新卒歓迎」の文字があったとしても、本心から歓迎しているわけではありません。
転職エージェントを利用している企業は、基本的に経験者やニーズにあった人材、即戦力を求めているからです。
それでも新卒歓迎というのは、何らかのアクシデントによって人材不足が発生していることを意味しています。
「人手不足だから新卒でも良いけど、できれば経験者」というのが本来の意味。
新卒者が採用してもらうためには、しっかりと対策を練っていく必要があります。
自己分析とキャリア設計を固め、将来性をアピールしていくことで道は開けていくでしょう。