薬剤師の履歴書「証明写真」が原因で不採用？良い印象を与えるマナー

転職活動を行っていくなかで、企業に履歴書を送付する機会は無数にやってきます。

その履歴書の「顔」と言える部分が、「証明写真」です。

履歴書で人事担当者が初めに注目するところが証明写真であり、自分の顔写真が文字通り履歴書の顔となるのです。

この履歴書の顔である証明写真の印象次第で、転職活動の結果が左右されてしまうことがあるのをご存知でしょうか。

今回は、確実に好印象を与える証明写真の撮り方とマナーについてご紹介します。

厳選！転職サイトランキング
マイナビ薬剤師	じっくり重視 サポートが充実 ミスマッチが少ない	公式サイトへ
薬キャリエージェント	スピード重視 優良な病院求人 細かなニーズにも対応	公式サイトへ
ファルマスタッフ	派遣重視 研修制度が充実 社会保証完備	公式サイトへ

証明写真の基本的な撮り方とマナー

証明写真には、最低限守るべきマナーが存在します。ここが守られていなければ、書類選考の時点で不採用になってしまうことになるでしょう。

外見ではなく中身で勝負！なんてのは、まず中身を見てもらえる状況に立てなければ意味がないのです。

最低限度のルールを守れることは、社会人としての自覚があるという意思表示にもなります。

しっかりと基本を守って証明写真を撮影していきましょう。

３ヶ月以内に撮影したものでなくても実は大丈夫

証明写真は３ヶ月以内に撮影したものを使用するように指示される場合が多いですが、これは見た目に差異がない写真を使用するようにと暗に言われているのです。

つまり、見た目上の変化や写真の劣化がなければ、いつのものを使用しても問題はないということ。

逆に言えば、証明写真撮影時にマナーを守った真面目な格好だったとしても、面接時に濃い化粧やネイルで着飾り、見た目が大きく違うとなれば、不採用の原因になってしまうので注意してください。

綺麗に撮れるならスピード写真でも大丈夫なの？

以前まで履歴書に使用する証明写真は、しっかり写真館などにお願いして撮影するのが基本でした。

その当時は、スピード写真は劣化が早く、コピーした際のアラも大きくなるために適切ではないとされていましたが、最近のスピード写真のクオリティは非常に高くなっており、劣化も気にするほどのものではありません。

美肌補正などの修正効果が自動で行われるために、昔に比べてとてもきれいに撮影が可能となっています。

のり付け不要のシールタイプのものもあって、利便性もよくなったこともあり、利用する人が多くなっているのも事実です。

写真館での撮影のメリットは、撮影時の表情や体の角度など、客観的により印象の良い姿勢を指導してくれる点にあります。

ですので、自分自身で印象良く撮れる自信があるなら、スピード写真でも大きな問題とはならないでしょう。

唯一の問題点としては、スピード写真には取り直し回数に限度がある点になります。満足のいく写真が取れなくても、取り直し限度回数に達したら終了となってしまうために注意してください。

非常勤として勤める時や期間限定でつなぎの仕事をする時には、履歴書作成にあまり労力をかけたくないものですが、そのような場合はスピード写真の方が効率的だといえるでしょう。場合に応じて使い分けしてください。

絶対受かりたいなら写真スタジオを選択すべき！

自分がきちんとまっすぐ正面を向いているか、自信を持ってそうだと言えますか？

実際に自分の姿勢がどうなっているか、そこまで気を配っている人は少ないものです。

人から見られる職業である俳優やモデルなどであれば、商品である自分をしっかり把握しているでしょうが、一般人がそこまでのクオリティを維持するのは困難なのです。

実際、普段の身体の使い方の癖は意識せずとも現れてしまうもので、自分は真っすぐに立っているつもりでも左右どちらかの肩が沈んでいる、ということはよくあります。

絶対に受かりたいのなら証明写真にも手間暇をかけることが大切。写真館であればカメラマンからのアドバイスがあるので、バランスの良い写真を撮影することができます。

少しの時間と金銭を割くことで、スピード写真とは比べられないクオリティの証明写真を撮影することができます。是非とも写真館を活用していきましょう。

下記、大手写真スタジオをまとめました。メイク有り無し・ヘアセット有り無しで金額が大きく変わります。

自宅で撮影しプリントアウトしたものは貧相に見えてしまう？

現在は誰でも気軽に写真を撮影することもでき、データ処理を簡単に行うことができます。

ただし、だからといって自宅で撮影・印刷するのは少し待ってください。

まずは撮影する場所の問題です。

背景はしっかりと無地の淡い色合いのものになっているでしょうか。

また、撮影時の姿勢や服装は整っているでしょうか。無事に撮影がうまくいったとしても、プリンターの性能によっては、画質が悪く貧相に見えてしまう場合もあります。

普段から写真プリントをするために画質の高いものを設置しているのならよいですが、そうでないのならあまりオススメはできません。素直に写真館やスピード写真などで撮影・印刷をお願いした方が良いでしょう。

自分自身を客観的に把握し、姿勢・服装を正すことができ、背景や光などを適切に管理し、無理のない修正まで可能であり、なおかつきちんとしたプリンターで、しっかりと写真用紙を使用して出力するのであれば、貧相に見える心配はありません。

自分の能力で無理のない手段を選択していきましょう。

メールで履歴書を送る写真は場合どうしたらいいの？

現在はメディア媒体が発展して、写真館で撮影した証明写真をデータで持ち帰ることもできます。

機種によっては、スピード写真であってもスマホに転送して持ち帰ることができるものも存在します。

別料金での買取となる場合が多いですが、持っておくと非常に便利なものであり、メールに添付しても劣化しないという非常にありがたいものなので、是非とも活用してください。

現像された写真を使いまわす為にスキャンすると、せっかく補正した肌質や肌色が劣化して暗くなりがちなので、印象が悪くなってしまうことも多々あります。

CRCやCRAの募集では、履歴書をメールで送る場合も多くありますので、自分の希望している職種によってはデータを準備しておきましょう。

まとめ：証明写真は履歴書の顔！好印象で書類選考を突破しましょう！

人事担当者が初めに目をつける部分は証明写真です。証明写真が基本的なマナーに則っていない場合、どれだけスキルが高く経験があっても、書類選考で落とされてしまうかもしれません。

実際に「証明写真の顔が怖い」という理由だけで、面接までたどりつけないケースがあるのです。

マナーをしっかり守って履歴書を作成していきましょう。

人は外見ではなく中身が大切だとはよく言われますが、面接できなければ内面を知ってもらうことはできません。

まずは外面の印象を良くし、採用を勝ち取っていきましょう。